QRコードとは、デンソーウェーブが開発した2次元コードで、Quick Responseの頭文字。バーコードの200倍程度のデータを入れることができる。WebサイトのURL共有などでおもに使われている。
QRコードの意味・概要
QRコードとは、日本の企業「デンソーウェーブ」が開発したマトリックス型2次元コードのことで、素早く読み取るという意味をもったQuick Responseの頭文字から作られました。二次元コードにはさまざまな種類がありますが、QRコードには以下のメリットがあり、オープンソースとして一般公開されたことから、世界的に普及しています。
- 小さなコードで大容量の情報を取り扱える
- 小スペースでの表示が可能
- 数字や英字だけでなく、漢字、カナ、記号バイナリ、制御コードなども取り扱い可能
- 360°どの方向からでも読み取り可能で、背景に影響を受けずに高速読み取りが可能
- 汚れや破損に強く、復元可能
QRコードの種類と特徴
QRコードにも、以下のように複数の種類があります。
- QRコード モデル1
- 最初に作られたQRコード。1167桁までの数字の取り扱いが可能
- QRコード モデル2
- モデル1を改良して作られたQRコード。現在、QRコードと言えば一般的にモデル2を指す。7089桁までの数字の取り扱いが可能
- マイクロQR
- 小さなスペースの印字が可能なQRコード。35桁の数字の取り扱いが可能
- iQRコード
- 正方形、長方形のどちらも生成でき、裏表反転や白黒反転、ドットパターン(ダイレクトパーツマーキング)での印字も可能なQRコード。4万桁程度の数字の取り扱いが可能
- SQRC
- データ読み取りの制限機能を持つQRコードです。プライバシー管理や機密性が高い情報の取り扱いなどに
- フレームQR
- キャンバス部分に画像や文字が入れられる、自由なキャンバス領域があるQRコードです。販促ツールや真贋判定ツールなどで使われています
QRコードの目的・重要性
QRコードの使用目的は、スピーディな情報共有です。工場の生産管理や店舗での商品管理、スマートフォンの各種サービス、電子航空券や乗車券、入場券、電子決済サービスなど、さまざまなシーンで利用されています。
スマートフォンで読み取り可能なため、専用のデバイスを別途用意する必要がありません。また、QRコードは無料で作成できるので、情報を利用する側だけでなく、管理・運用する側にとっても重要なツールです。
また、Webマーケティングにおいては、気軽にURLを拡散できるツールとして利用できます。POPやWebページ、TV、看板など、オーガニック流入とは違うチャネルのユーザーやクライアントを獲得できるチャンスとして使えます。
QRコードの実践・達成のポイント
「QRコードは誰でも使えて便利。ただし、安全性や秘匿性には注意」
ポイントをさらに深層化・目視化すると…
QRコードは、読み取り専用のデバイスを用意する必要がなく、誰でも作成できる便利な2次元コードです。ただし、誰でも読み取れるので、安全性や秘匿性はなく、セキュリティ面には注意する必要があります。
オウンドメディアなどであれば問題になることはあまりないでしょうが、QRコード化する情報に関しては十分に注意しましょう。
また、QRコードは読み取らなければ情報を取得できないので、QRコードを設置する場所、掲載する場所には気を配る必要があります。よく目につくところに設置、掲載することは当然ですが、読み取りしやすい環境であるかどうかを確認するようにしましょう。
マーケグロースがQRコードに関するCV達成のためにできること
- オウンドメディアのURLのQRコード化
- 各コンテンツにQRコードを掲載
- QRコード運用のアドバイス
上記以外にも、マーケティングにおいてさまざまな支援が可能です。まずは、御社のHPや商品・サービスをチェックすることで、見えてくることもあるはずです。御社の成長=グロースのために、ぜひご検討ください。
コメント