開封率とは、配信したHTML形式のメルマガ(メールマガジン)が、どの程度開封されているかを示す数値。メルマガによるWebマーケティングにおいては、とても重要な数値。
開封率の意味・概要
開封率とは、ユーザーに向けて一斉配信で送ったメルマガ(メールマガジン)が、どの程度開封されているかを導き出した数値です。
- 開封率を導き出す数式
- 開封率 = 開封数 ÷(総配信数 – 不達数)
ただし、開封率を計算するにはHTML形式のメールでないと計測できません。これは、開封したことを、HTML形式で埋め込んだ目印になる画像が表示されたかどうかで計測しているからです。
そのため、メールをテキスト形式の表示設定にしている人やフューチャーフォン(ガラケー)でメールを閲覧している人の開封率は計測できなくなります。
開封率の目的・重要性
開封率を計測する目的は、メルマガがきちんと読まれているか確認し、メルマガのタイトル、内容、リストなどの見直しをすることで、商品購買や資料請求などのCVに、よりつながりやすくすることです。
どれだけたくさんメルマガを送っていても、開封されなければ内容を読まれることはありません。当然、CVが発生することもないので、送ったメルマガはすべてムダになってしまいます。
配信日時、キーワード、文字数などを工夫しながら、まずは平均の開封率を達成することを目標に、KPIを設定しましょう。
平均の開封率
- 一般的なユーザー
- 15%〜25%
- 優良ユーザー
- 20%〜30%
- 新規ユーザー(興味があまりない層)、休眠ユーザー
- 5%〜10%
開封率の実践・達成のポイント
「タイトル、件名の工夫はもちろん、フィルタリング回避などの基本対策も大切」
ポイントをさらに深層化・目視化すると…
メルマガの開封率を上げる基本は、タイトル、件名をキャッチーでシンプルなものにすることです。わかりやすく、開封欲求をかきたてるキーワードを目立つように配置しましょう。
ただし、それ以前に迷惑メールフォルダにフィルタリングされてしまったり、スパムメールと思われてしまったりしては、件名を見てもらえません。
配信元名(配信元アドレス、fromアドレス)を企業名・担当者名に設定する、配信アドレスのドメインを受信可に設定するようにお願いすることも忘れないようにしてください。
もちろん、以下のような「開封されやすい曜日や時間帯」を狙って配信することも大切です。
開封されやすい曜日や時間帯の例
- ビジネスマン
-
- 平日の朝、夕方の通勤時間帯
- 全体的に火曜と水曜の開封率が高い
- 早朝、夕方がおすすめ
- 主婦
-
- 平日の昼から午後早めの時間帯
- 火曜と水曜の開封率が高い
- 金曜日は開封率が悪い
- ターゲットによって土日祝日に開封率が上がる場合もある
マーケグロースが開封率に関するCV達成のためにできること
- メルマガ運用代行
- メルマガ登録用のオウンドメディアの作成
- メルマガ運用、オウンドメディア運用のコンサルティング
上記以外にも、マーケティングにおいてさまざまな支援が可能です。まずは、御社のHPや商品・サービスをチェックすることで、見えてくることもあるはずです。御社の成長=グロースのために、ぜひご検討ください。
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