カスタムオーディエンスとは、一般的には、Facebookでの広告出稿時に、広告主が保有している顧客データとFacebookのアカウント情報を照合し、ユーザーを絞り込んでターゲティングする機能のこととして使う用語。
カスタムオーディエンスの意味・概要
カスタムオーディエンスとは、広告配信のターゲット設定オプションのことであり、Facebookの広告出稿時に使用するオプションです。カスタムオーディエンスを使って広告出稿をすると、自社が保有する顧客データと、Facebookのアカウント情報を照合することで、CVにつながりやすい顧客や、CVにつながりやすい顧客と親和性が高い顧客(類似オーディエンス)にアプローチすることができます。
Facebookのカスタマーオーディエンスには、以下の4種類があります。
- カスタマーオーディエンスの種類
-
- カスタマーリストに基づくカスタムオーディエンス
- エンゲージメントカスタムオーディエンス
- ウェブサイトカスタムオーディエンス
- モバイルアプリカスタムオーディエンス
ちなみに、Google広告にもカスタムオーディエンス機能があります。
カスタムオーディエンスの目的・重要性
カスタムオーディエンスの目的は、ターゲットを絞ってアプローチすることで、効率よくCVを発生させ、CVRを上げることです。CVRが上がれば、それだけ利益率も上がる可能性が高まります。
カスタムオーディエンスを使うことで、データの作成工数の発生や、リーチ数が減少するというデメリットが発生する可能性がありますが、以下のメリットがあるので、うまく使えば大きなCVが見込めるため、ベネフィットも大きいです。
カスタムオーディエンスのメリット
- 広告のターゲットを絞るのが’簡単
- 既存顧客のリピートにも役立つ
- 類似オーディエンスにもアプローチ可能
カスタムオーディエンスの実践・達成のポイント
「誰に情報を届けたいかを意識し、配信設定をすることが大切」
ポイントをさらに深層化・目視化すると…
Facebook広告にしろ、Google広告にしろ、カスタムオーディエンスを使う場合は、自社の商品やサービスを、どのような顧客に、どの顧客に届けたいかを明確にすることが大切です。
Facebook広告ではより詳細な顧客データのリストが必要であり、顧客データをきちんと把握しておく必要があります。Google広告では、どのキーワードを狙うか、キーワードに関連するユーザーのペルソナをどう設定するかが大切になってきます。
自社の商品と自社の顧客層のことを客観的な目線で把握したうえで、適切なCVストーリーとKPIを設定することが、より精度が高い配信設定につながります。
マーケグロースがカスタムオーディエンスに関するCV達成のためにできること
- カスタムオーディエンスに関係するキーワード設定
- 広告配信と連動するキーワード設定とコンテンツ作成
- 広告配信と連動するオウンドメディアの作成、運用
上記以外にも、マーケティングにおいてさまざまな支援が可能です。まずは、御社のHPや商品・サービスをチェックすることで、見えてくることもあるはずです。御社の成長=グロースのために、ぜひご検討ください。
コメント