AARRR[アー]とは、サービスの成長過程を示す5の単語の頭文字。グロースハックの顧客行動のモデルであり、成長戦略のフレームワークのひとつ。
AARRR[アー]の意味・概要
AARRR[アー]とは、アメリカの起業家でDave McClureが開発したフレームワークで、顧客行動の分解モデルであり、サービスの成長を段階的に表した5つの単語の頭文字をつなげたものです。
- AARRR[アー]を構成する5つの単語
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- Acquisition(ユーザー獲得のための「誘導、獲得」)
- Activation(ユーザーへ体験提供による「活性化」)
- Retention(リピーター化することによる「継続」)
- Referral(ユーザーが第三者にシェアする「紹介])
- Revenue(ファン化、優良顧客化することによる「収益化」)
AARRRの目的・重要性
AARRRが表す成長段階をステップごとに意識化・可視化することで、プロジェクトがどこのステージにあるかを確認できるため、その段階ごとの課題設定もしやすくまります。また、成長過程を目視化することで、施策に偏りが起こりにくくなり、より計画的なサービスを提案しやすくなり、KPIに沿った事業成長を導きやすくなります。
- AARRRを意識するメリット
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- 現状のビジネスステージを確認しやすい
- ステージごとの課題設定をしやすい
- マーケティング施策に偏りが出にくい
- 計画的にサービスを展開しやすい
- KPIに沿った成長を誘導しやすい
AARRRの実践・CV達成のポイント
「成長過程の段階ごとに適切な”数値化”をすることが、計画成長につながる」
ポイントをさらに深層化・目視化すると…
AARRRの目的は段階ごとに課題を設定し、計画的に事業を成長させることです。そのためには、正確な分析・解析が不可欠。とくに、ビジネスの初期段階である「Acquisition(誘導、獲得)」「Activation(活性化)」で、より細かく適切に数値化をすることがとても重要になってきます。将来的なことを考えれば、インハウスで回していくことが会社の資産になるので推奨されますが、慣れていないようであれば、メンターやコンサルなどの力を借りたり、最初のうちは分析・解析のみ外部に委託するというのも悪くない手段です。
AARRRを使った事業達成のポイント
- 必ず段階ごとに解析し、課題を目視化する
- 正確な解析のためにも、可能なものは必ず数値化する
- 課題設定は数値に基づき行い
- 慣れないうちはプロの力を借りるのも悪くない
マーケグロースがAARRRを使ったCV達成のためにできること
- 既存ビジネス、サービスの解析
- KPIの設定、設定に基づく成長戦略・課題の作成
- 段階ごとのオウンドメディア、SEO対策のプラン作成
上記以外にも、マーケティングにおいてさまざまな支援が可能です。まずは、御社のHPや商品・サービスをチェックすることで、見えてくることもあるはずです。御社の成長=グロースのために、ぜひご検討ください。
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