FTP[エフティーピー]とは、File Transfer Protocol(ファイル トランスファー プロトコル)の略。Webサイトの公開に必要なデータを、サーバーに転送したり、ダウンロードするときに必要な技術。
FTP[エフティーピー]の意味・概要
FTP[エフティーピー]は、Webサイトの公開に必要な、文章、画像、音声、ファイルなどのデータをサーバーの転送、複製するために使用されます。FTPはFile Transfer Protocol(ファイル トランスファー プロトコル)を略した言葉で、PにあたるProtocol(プロトコル)は決まりごと、規格を意味する言葉です。日本語では、ファイル転送プロトコルと呼ぶこともあります。
- FTPの特徴
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- Webサイトの公開に必要
- サーバーの更新に必要
- 作成した画像、動画、音声、HTMLファイルなどのアップロード、ダウンロードに必要
FTPの目的・重要性
ファイル転送の通信プロトコルにはいくつかの種類があり、それぞれでメリット、デメリットが違います。
たとえば、FTPとHTTPは両者とも通信プロトコルです。どちらもファイルで「ポート」を利用しますが、FTPとHTTPでそれぞれ利用するポートが違います。
HTTPでは80番ポートしか利用しませんが、FTPは20番と21番の2つのポートを利用します。FTPは2つのポートを利用できるため、細かな制御が可能であり、HTTPよりも大きなデータの転送が可能です。
ただし、FTPの通信は暗号化されていないため、悪意ある第三者の介入により、重要な通信内容(ID、パスワード、カード情報など)が漏洩、悪用されるリスクがあります。現在では、FTPの脆弱性を解消するために、暗号化(SSL化)したFTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)を利用することが一般的です。
ちなみに、FTPSでは、FTP転送/制御ポートである989番と990番のポート番号を使用します。
FTPの実践・達成のポイント
「今はFTPSでHTTPS化(SSL化)するのが主流。古いWebサイトの改修時には注意」
ポイントをさらに深層化・目視化すると…
現段階で新規でWebサイトを作る場合であれば、現役の経験あるエンジニアに依頼すればFTPではなくFTPS(もしくはSFTP)を使用するので、セキュリティに関する問題はあまり起こらないでしょう。
ただし、HTTPS化(SSL化)されていない古いWebサイトの改修時には注意が必要です。見落として情報漏えいのリスクを抱えないように、確かな技術と知識があるエンジニアに改修を依頼しましょう。
マーケグロースがFTPに関するCV達成のためにできること
- 既存のWebサイト、オウンドメディアの改修
- 既存のWebサイト、オウンドメディアの運用代行
- 新規のWebサイト、オウンドメディアの開発
上記以外にも、マーケティングにおいてさまざまな支援が可能です。まずは、御社のHPや商品・サービスをチェックすることで、見えてくることもあるはずです。御社の成長=グロースのために、ぜひご検討ください。
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